【かつおにんにく】の話し
鰹乃國と呼ばれる中土佐町久礼に
「にんにく」作りにとりつかれた
一人の百姓さんがいます。

いつしか・・・、
この男の作る「にんにく」を
【かつおにんにく】と呼ぶようになってきました。

土佐の高知では
「かつおの刺身」を食うにも
「かつおのたたき」を食うにも
「にんにく」は無くてはならないアイテムで、
添え物を通り越して
ニンニクの為にかつおがあるのか、
かつおの為にニンニクがあるのか・・?。
それほどに「にんにく」は
土佐人に愛される「薬味」のひとつ。


「薬味」と言えば・・、
このにんにくの効能をちょいと
書かねばお話になりませんので
ちょいと調べた能書きを・・・。
「にんにく」の効能と言えば、
まずは・・・。「滋養強壮」の他、
Jcastニュースによると、古代エジプト・ギリシャ・中国、
日本の「古事記」の時代から「元気の出る食べ物」として
人々に頼りにされてきたにんにく。
最近はがん予防でも脚光を浴びている。
米国で国を挙げて取り組んでいる
「食べ物によるがん予防運動」では、
米国立がん研究所が推奨する
「がん予防に効果のある食品群」
(デザイナーフーズ・ピラミッド)の頂点
トップに選ばれたのは「ニンニク」だそうです。

●疲労の回復
ビタミンBの不足をニンニクを食することによって、
エネルギー源となる糖質を燃やし疲労の回復に
効果があると言います。
●強壮の効果
にんにくに含まれるアリチアミンは
神経組織を刺激してアセチルコリンの
分泌を盛んにして運動筋肉に興奮を与え
性腺ホルモンや成長ホルモンを
活性化せると言います。
●ストレス効果
中枢神経の
不安定状態からなるストレス症状は、
にんにくの持つアリチアミンは、脳や
中枢神経の異常や興奮を抑制し、
沈静、安定を不眠なども解消すると言います。

●風邪の予防
ニンニクを食すると
身体を温め有効成分であるアリシン、
スコルジニン等には血液の循環を良くして
殺菌や抗菌作用は強力で12万倍に薄めた
液でもコレラ菌やチフス菌、赤痢菌などに
強烈な抗菌作用があり自然治癒力が
格段に増すと言われております。
●血行の障害改善
ニンニクの持つ、アリチアミンは
ドロドロになった血液をきれいにし、
細胞は若々しい弾力保ち老化を防ぐ
作用が認められています。
●美容の効能
ニンニクには細胞を生きいきとさせる
細胞活性化作用があって血行をよくして
皮膚の新陳代謝を活性化させ美肌を
保つと言います。

●他にも「食欲促進」や「ナトリュームの改善」。
「糖代謝の促進」や「整腸の作用」などなど、
かつおのただの「薬味」だけでなく
人間の生きていく力を増幅させるのが
「にんにくの力」だと解ってきました。
そんな「にんにく」の持つ力に
一人の男がとりつかれ・・・・・。
まずはにんにくを育てる
「堆肥」作りからはじめました・・・。


鰹乃國に水揚げされ
その日のうちに捌かれ廃棄される
「かつおのアラ」を魚屋から貰い受け
畑のど真ん中で煮込みます。


そして・・・、
落ち葉を拾い集め藁を敷き
もみ殻を撒いて煮込んだかつおを敷き
またまた糠やらもみ殻を混ぜて
ニンニク用の堆肥を作っていきます。



そんな醗酵をくりかえして
出来上がった堆肥を
まんべんなく畑の肥やしとします。




そんな「かつおにんにく」が
元気に芽を出し青々と葉をつけて
にんにくの根は丈夫に育っていきます。
もちろん・・!
無農薬ですから
手間はかかると言います。
本人曰く、
「収穫間近の畑に立つと
涙が出るばぁ~嬉しい」
・・・と目を細める。



我々・・・、
企画・ど久礼もん㈽ 鰹乃國水産は、
そんな贅沢な「にんにく」を送りに
使わせて頂いてます。


地元に揚がったかつお
そのアラを活用して堆肥にして育った
地元の元気な「にんにく」は
最強のにんにくだと自負しております。


さぁ~!
豊作・豊漁の秋、食欲の秋、
秋の美味いかつおが揚がり始めました。
そんな最強ニンニク「かつおにんにく」で、
秋のかつおを味わってみませんかぁ~!!
●お問い合わせは
鰹乃國水産 企画・ど久礼もん
☎ 0889-59-0258 ☎0889-52-3822
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