「どくれもん」とは・・?

今日も朝から
通過していった台風の余波か、
なんやら降ったり照ったり
定まらないお天気でございます。

  そんな今日は
  ちくと「どくれもん」の 
  話でも
  してみましょ~かいね~。

どくれもんとは

先日、
高知の西校の生徒らぁ~が
「企画・ど久礼もん」の
これまでの取り組みなどを
研修に来てくれちょった。

にし-3

にし-2

さすがに
西校の生徒らばぁ~あって、
皆、聡明そうな子らじゃった。
そんな生徒の中の一人が、
弊社名を
「ど久礼もん」とどうして付けたのか?
「どくれもん」の意味は・・・?・・と、
質疑してきたので、では・・・、

  (土佐弁で、
   どくれもんを知っちゅ~ひと!)
   ・・・と聴くと、
   約半数の生徒から
  (すねちゅ~人の事)
  (ふてくされちゅ~人の事)・・との、
   返答が返ってきた。

  (ぴんぽ~ん!!
   大当たり~、
   ちくとひがんで
   世の中斜めに
   構えちゅ~仲間で
   立ち上げた会社ながよ)・・・と、
        ↓
http://dokuremon.com/

どくれもんHP

そりゃまぁ~
ちょいと冗談で
笑いをとったがぢゃけんど、
その本当の「ど久礼もん」の
意味を話したがよ。

土佐で
「どくれ」といえば、
へそ曲がり、すね者のこと。
・・・とは言うものの
陰湿(いんしつ)な暗さは微塵もなく、
むしろ反骨精神(はんこつせいしん)が
旺盛(おうせい)で、
権威や権力者(けんりょくしゃ)への
抵抗(ていこう)の話が多く伝わっている。
ぢゃきに「どくれ」の話は時代を超えて
いまだに語り継がれてきたがぜよ。

土佐弁散歩

「どくれもん」には
こんな昔話しが伝わっちゅ~がよ。
(土佐の民話・市原麟一郎さんを参考)

ある村の豪農で、
どケチで怒りっぽい庄屋がおったらしい。
その庄屋の下で、
野良仕事や雑用をする万六が、
畑仕事に行く前の早朝、
台所で大盛りの弁当を
こさえよったらしい。
それを見たどケチ庄屋が、

   (万六よ、
   そりゃぁ~たまるか、
   弁当が働きよる
   よ~なもんじゃの~) 

それを聴いた万六は、
じっと今詰めた弁当を見ていたが、
何も語らず訝る庄屋を後にして
そそくさと
畑仕事に出ていったらしい。

どくれ-1

ところが、
日暮れになっても
その万六が帰って来んきに、
一緒に畑仕事に出ていた
他の用人に聞いたところ、

   (万六はぁ~、
   畑の縁の木に持たれて
   一日中何位かを待つようにして
   居眠りまでしよったぞね)

   (なんちゅ~かぁ~、
   一日ぼ~っとしよったつか、
   万六をここへ呼んでこい!)

えらい剣幕の
どケチ庄屋の前に現れた万六。

   (なんですろ~か?)

   (なんですろ~かち、
   おんしゃ一日中
   木にもたれて
   居眠りしよったそ~じゃないか?)

   (何を言いますぞ庄屋さん)

   (なんなら・・!)

   (庄屋さんが
   朝方出がけに
   弁当が働くよ~なもんじゃ
   言いますき、
   どればぁ~働くもんか
   鍬の先に括りつけて
   見よったがですらぁ~)

たんぼ

そんな話やら、
またこんな話もある。

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ちんあk

ある時どケチ庄屋が
万六を呼び付けて
使いに行って来いと言い付けた。

   (ええか万六!
   使いを言い付けられたら、
   ハイと答えて
   道草をくわんと
   鉄砲玉のよ~に
   飛んで行け!)

・・・と、言ったそ~な。

   (ハイ!)

・・・と応えて万六
言うが早いか
飛び出して行ったという。
ところが・・それっきり
なんぼたっても戻ってこない、
シビレきらして
庄屋が迎えに行ってみると、
用向き処で万六が遊んでいる。

   (こりゃぁ~万六!
   急ぎの用じゃのに
   ここに留まって遊ぶとは
   なんちゅ~ことながな!)

えらい剣幕で
庄屋が怒ると万六。

   (ありゃぁ~?、
   たしか庄屋さんは
   鉄砲玉のよ~に
   飛んで行け言いましたぞの~?)

   (ああ、言うた!)

   (鉄砲玉は
   一度飛び出したら
   戻ってきませんきね~)

**********************
川

そんな反骨もののことを、
「どくれもん」とも言いますが、
市原麟一郎さんによれば、
本当の意味の「どくれもん」は、


現代で言うと、
親が、あっと驚き一本とられるような、
斬新な視点をもった子供のように、
知恵がよく働き、相手の鼻を明かす
痛快な理知性をもった人のことだそうです。

この久礼でも、
台風最中、
大嵐の中一隻だけで
沖に向かって
漕ぎだして行く船を、
「どくれもんじゃの~!」・・・と、
剛腕の羨望をかねてこ~言います。

そんな「どくれもん」と
我々の暮らす「久礼」をひっかけ
「企画・ど久礼もん(企)」と
名付けた次第でございます。

お後がよろし~よ~で。

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